スワヒリ語 - 旅行前の泥縄外国語入門
スワヒリ語は、ケニア、タンザニアでは公用語として、その他東アフリカの広い地域で使われる言語です。
古くからアラブとの交易が盛んだったため、元来の土着のバントゥー語にアラビア語の影響を受けていると言われます。
かつてはアラビア文字で表記されましたが現在は、ローマ字表記になっています。
スワヒリ語は、名詞が数種類の「クラス」という分類に分けられ、単数や複数によってクラスごとに異なった接頭辞がつきます。
名詞ばかりでなく、動詞においても接頭辞や接尾辞が発達しており、名詞のクラスによってその用法が影響を受けるという言語体系になっています。
母音は、アイウエオの5音ですが、ウが強い発音になります。
子音も特に難しい音はなく、日本語にないものといえば舌を歯ではさむth音程度です。
ただ大きな特徴といえば、日本語でも英語でもありえない「N音+子音」が語頭に来ることがあるということです。
国立公園の「ンゴロンゴロ」はそうですし、「キリマンジャロ」も「キリマ」+「ンジャロ」が本来の語構成です。
(スワヒリ語表記のイメージ [Wikipediaのページから転載])
(最低限のあいさつ)
- おはよう / こんにちは / こんばんは Jambo. (ジャンボ)
- ありがとう Asante / Asanteni. (アサンテ(相手が一人)/ アサンテーニ(相手が複数))
- さようなら Kwaheri / Kwaherini. (クワヘリ(相手が一人)/ クワヘリーニ(相手が複数))
ネットでスワヒリ語が学べそうなサイト