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国際電話と国際郵便の利用

国際電話は、旅行中に海外から日本へリアルタイムの連絡を取る手段です。
また国際郵便は、家族や友人に絵葉書などを使って言葉で旅の状況や気持ちを伝えたり、お土産を小包で送ったりすることができます。

いずれも日本への家族や知人に消息を伝える手段です。それぞれの海外における使い方を知って、有効に活用しましょう。

海外で使うスマホや携帯電話

日本では必需品のスマートホンや携帯電話ですが、海外旅行ではそうはいきません。
海外旅行では、自分の端末の海外サービスを使うか、レンタルで持っていくかのいずれかです。

とにかく通話料金が国内でかけるよりも相当な高額になります。
どこへかけても、一旦音声が日本(その携帯電話会社の交換機)に転送されて、そこから再び相手先に飛んでいく仕組みになっているからです。

不案内な土地で同行者と待ち合わせなどするときには非常に便利ですが、それだけでも高額な国際電話通話料でカウントされてしまいます。
発信しても、受信しても料金がかかり、しかも1回の通話料は日本国内の料金よりも1ケタ上のレベルです。
日本で使っているような調子で長々と通話をしようものなら、わずか数日の旅行でも通話料は軽く万円の単位の料金にふくれあがってしまうことは頭に置いておきましょう。

自分の端末を海外で使えるようにするには、特別な契約をし、機種によっては本体に海外通話可能な細工を行う必要があります。
サービス各社の海外通話サービスを改めてごらんになり、必要性を良く考えて利用の検討してください。

海外で使うための携帯電話も、最近はいろいろなサービス形態が出始めています。
一般の携帯電話の持参を考える他に、検討をしてみてはいかがでしょう。

国際電話

携帯電話以外では、ホテルの部屋の電話、あるいは街の公衆電話を使ってかけることになります。

日本へのダイヤル番号は、

(発信する国の国際アクセス番号) + 81 + (頭の0を除いた市外局番) + (局番・電話番号)

です。

「国際アクセス番号」は滞在している国によって違います。

たとえば、

 アメリカから 東京03-1234-5678へは 011-81-3-1234-5678
 フランスから 携帯090-0123-4567へは 00-81-90-0123-4567

となります。
「国際アクセス番号」は当サイトの国別ガイドの「いろいろ情報」に掲載しています。

次に、日本から海外へかける場合は、

(国際電話会社の番号) + 010 + (相手の国番号) + (相手の番号)

になります。

「国際電話会社の番号」はマイライン、マイラインプラスに加入の場合は不要です。
「相手の国番号」は国ごとに決まっています。

 マイラインでソウル02-1234-5678へは 010-82-2-1234-5678
 日本テレコムでニューヨーク212-012-3456へは 0041-010-1-212-012-3456

国際郵便

海外から日本へ郵便物を出す場合は、ハガキの場合は簡単です。
表紙に「AIR MAIL」と赤書き、そして宛先にははっきりと「JAPAN」、あとは日本語で郵便番号と宛先を書いて、その国の国際郵便料金に従った切手を貼ればOKです。

たとえば、日本からアメリカにハガキを送ると、国内で50円のところが70円(船便だと60円)となっていますので、逆の場合もその程度の料金と考えていいでしょう。
(国によって遠近の違いで料金が異なります)

なお、ハガキを航空便で送ると3〜6日程度かかるということで、旅行の終盤に出すと自分が帰った後で届くケースがありますから、その点は頭に置いておきましょう。
(船便は、届くまで少なくとも数週間から数か月というレベルなので、選択しないほうがいいです。)

なお小包を旅先から送る場合は、必ず「別送品」という表示をして、入国時に「携帯品・別送品申告書」を税関に提出し、そのスタンプ入りの書類を小包到着後に税関外郵出張所に持っていくと受け取れます。


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