海外旅行準備室 ロゴ トップページこのサイトのご案内

マレーシアの国旗 マレーシア - Malaysia -

マレーシアは、マレー半島の南部と、ボルネオ島の北部を領土とするイスラムの国です。

「Look East」政策という日本を模範にして先進国入りを目指しており、大変親日的です。
イスラム教も穏健派のスンニ派で、治安も安定しています。

首都のクアラルンプールや古都のマラッカは、マレー半島にあります。

マレー半島の南端にはジョホールバルがあり、狭い水路を隔ててシンガポールと接しています。
サッカー・ワールドカップの1998年フランス大会に日本がはじめて出場を決めたのが、このジョホールバルだったというのも忘れられません。

マレーシアの東部、マレー半島のはるか東方にあるボルネオ島は、グリーンランド、ニューギニアに次ぐ世界第3位の面積を持つ大きな島です。
この島だけで日本の2倍近い面積です。
熱帯のジャングルで覆われ、野生生物や熱帯植物の宝庫です。

マレーシア領は島の北部一帯で、南部はインドネシアです。
北部海岸には、小国のブルネイがあります。

なお、ボルネオ島はインドネシア語では「カリマンタン島」と言います。

古代は、マレー半島地域ははインドから影響を受けた仏教とヒンズー教の地域でした。
13世紀にイスラム教が伝わり、1400年にマラッカ王国が成立しました。

しかし1511年にポルトガルが占領、日本に初めて伝わった鉄砲やキリスト教宣教師を乗せた船はここから出発しています。

その後、1641年にはオランダ、1795年にはイギリスと、征服者が変わっていきました。

第二次大戦時には一時日本が占領しましたが、1957年まではイギリス統治下にあり、その後「マラヤ連邦」として独立しました。

1960年代初めにインドネシアとの対立を経て1963年に「マレーシア」という名称になり、1965年にシンガポールが分離独立して現在に至っています。

イギリス植民地時代は、ゴムのプランテーションやズズ鉱石の採掘が主な産業でしたが、近年は日本を手本とした工業国となり、東南アジア諸国の中でもトップクラスの経済優等生となっています。

日本からマレーシアへは、首都クアラルンプールと、ボルネオ島のコタキナバルへの2か所が直行便の到着地となっています。
クアラルンプールへは成田、羽田、関西空港からのフライトがあります。
コタキナバルへは、成田空港の便が出ています。

クアラルンプールまでは、東京方面からは7.5時間、関西から6.5時間程度、コタキナバルまでは、成田から6時間程度です。




マレーシアの地図

マレーシアの概要

主要データ

面積: 33万ku(日本の9割)
人口: 2885万人(2011年)
人種: マレー人(6割)、中国人(3割)、その他インド人など
言語: マレー語
宗教: イスラム教(5割)、仏教(2割)、キリスト教、ヒンズー教等

気候

マレー半島は高温多湿で、モンスーンの影響により冬が雨季、夏は乾期です。
カリマンタン(ボルネオ)島は熱帯雨林気候で、スコールの形で豪雨が降ります。

時差

日本標準時 − 1時間。

通貨

マレーシア・リンギット(Malaysia Ringgits、略号:RM、通貨コード:MYR)


マレーシアの観光地

このエントリーをはてなブックマークに追加

海外旅行準備室