フランス語 - 旅行前の泥縄外国語入門
フランス語は、フランス本国とベルギー、スイス、カナダの一部や、かつてのフランスの植民地だったアフリカ西部から中部の多くの国で話されている言葉で、公用語としては8千万人、さらに第二言語として1億3千万人の人が使っています。
国連やEUでも公用語の一つとなっています。
インド・ヨーロッパ語族系の中ではスペイン語やイタリア語と同じ系列に入っています。
文法的な構造はインド・ヨーロッパ語族ということで英語と似ていますが、単語の表情はラテン系の香りも漂っています。
主語によって動詞が変化し、現在、過去、未来の3種に対し8種類もの時制があります。
名詞に男性・女性があり、それに付く冠詞や形容詞が変化します。
形容詞は名詞の後ろから修飾します。
何といってもフランス語の特徴は、鼻に抜ける母音を含む流れるような発音で、パリのシャンゼリゼの華やかなイメージとマッチして、これがしゃれたイメージを作っています。
母音は、アイウエオの他に、これらの中間的な音がいくつもあってすべて区別されます。したがってさまざまな母音の音色が混ざって聞こえます。
これらは文字の上に記号を付けて、表記で区別しています。
また、上記の鼻に抜ける音も「鼻母音」というカテゴリーに入っています。
単語末の子音は読まないケースがあります。
しかしその直後に母音で始まる単語が来ると、その音と母音をくっつけて発音するという「リエゾン」という現象があり、これが流れるような言葉にしている要因でもあります。
(フランス語表記のイメージ [Wikipediaのページから転載])
(最低限のあいさつ)
- おはよう、こんにちは Bonjour.(ボンジュー)
こんばんは Bonsoir.(ボンソワ)
- ありがとう Merci beaucoup.(メフスィボク)
- さようなら Au revoir.(オヴォワ)
ネットでフランス語が学べそうなサイト