ポルトガル語 - 旅行前の泥縄外国語入門
ポルトガル、ブラジルを中心に話されている言葉で、公用語としては2億人の人が使っています。
中国に返還されたマカオや、アフリカの一部の国など、旧ポルトガル植民地でも使われています。
人口比でいえばブラジルでの使用人口が大半を占めます。
1543年に種子島にポルトガル人が漂着して鉄砲が伝来したという歴史は有名で、その時に同時に伝えられたいくつかのポルトガル語が日本語になっていることもよく知られています。
たとえば、パン、ボタン、カルタ、タバコ、などです。
スペイン語とかなり近い言語ですが、母音がスペイン語の単純な5音に対して、ポルトガル語ではバラエティがあり、フランス語のような鼻に抜ける音があります。
母音の種類が多いため、表記上も文字の上に記号が付いたものがあり、文字の組み合わせで特別な読みをするものもあります。
主語によって動詞が変化し、変化の仕方に4種類あります。
名詞に男性・女性があり、それに付く冠詞や形容詞が変化します。形容詞は一般に名詞の後ろに置きます。
本国のポルトガルよりもブラジルのほうが圧倒的に人口が多く、経済力にも差があり、近年ではポルトガル語におけるつづり方について、その正書法をポルトガルがブラジルに合わせるようにしたという動きがあります。
(ポルトガル語表記のイメージ [Wikipediaのページから転載])
(最低限のあいさつ)
- おはよう Bom dia.(ボン・ジーア)
こんにちは Boa tarde.(ボア・タールジ)
こんばんは Boa noite.(ボア・ノイチ)
- ありがとう Obrigado.(オブリガード《話者が男性》) / Obrigada.(オブリガーダ《話者が女性》)
- さようなら Tchau.(チャウ)
ネットでポルトガル語が学べそうなサイト