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モンゴルの国旗 モンゴル - Mongolia -

モンゴルの地図

モンゴルは、中国の北側、ロシアのシベリアの南側に位置します。
中国語で「蒙古」と言います。

標高1500mほどのモンゴル高原が国の大半を占め、国土の8割にステップの草原が広がっています。

モンゴルの南部から、国境を越えて中国領までは、広大なゴビ砂漠が広がっています。
モンゴル領内では「南ゴビ県」という行政地域になりますが、決してゴビ砂漠の南部という意味ではありません。

紀元前からこの地域にはいわゆる「北方民族」といわれる騎馬民族が現れては消え、力を持った民族は南方の中国を脅かしたりしていました。

紀元前には匈奴、2世紀には鮮卑、5世紀には柔然、6世紀には突厥、7世紀には回鶻と続き、9世紀以降にモンゴル族がこの地に勢力を伸ばしました。

12世紀末から13世紀にかけて、チンギス・ハーンが大帝国を作り上げ、さらに数代の皇帝によって西は中央アジアから中東の一部、東は中国から朝鮮半島まで勢力を伸ばしました。

クビライ・カーンの時代に国名を「元」と定めました。
そして1274年と1281年の2度にわたって日本に侵攻しましたが、いずれも失敗、神風が吹いたとされる「元寇」でした。

このころから急激に衰退が始まり、1368年に元は滅び、中国は明の時代に入りました。

その後モンゴル自体は現在の地域あたりに勢力は残りましたが、17世紀には逆に清に支配されました。

19世紀末ごろからは、欧米勢力としてのロシア帝国の影響を受け始め、1911年に清から独立、ソ連成立の影響で共産主義国家となりました。
そしてソ連崩壊後、1990年代初めには民主化路線に方向転換しています。

モンゴルの産業の中心は遊牧で、観光もそれにちなんだものが多いです。
近年は、レアアースを含む地下資源が有望な国として、脚光を浴びています。

伝統のモンゴル相撲から、日本の大相撲に強い力士を送り出しているのも有名です。

日本からは、成田発で首都ウランバートルへの直行便があり、所要時間は5時間強です。




モンゴルの概要

主要データ

面積: 156万ku(日本の4倍)
人口: 280万人(2011年)
人種: モンゴル人
言語: モンゴル語
宗教: チベット仏教が主

気候

年間を通じて乾燥し、夏にわずかな降雨があるのみです。
年較差、日較差が大きく、冬は寒くて零下40度になることもあります。

時差

国が広く、ウランバートルは 日本標準時 − 1時間 で、東部は ±0時間、西部は −2時間の時差があります。
3月下旬〜9月下旬(毎年政府が決定)はサマータイムで、ウランバートルでは日本と時差なくなります。

通貨

トゥグリク(略号:Tg、通貨コード:MNT)


モンゴルの観光地

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