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フィンランドの国旗 フィンランド - Finland -

フィンランドの地図

フィンランドは、北欧のスカンジナビア半島からボスニア湾を隔てた東側にある国で、東隣はロシアです。

北部は丘陵地が多いですが、全般に平坦な国土です。
国土の7割は森林に覆われています。

さらに、太古の昔に氷河に削られてできた湖が無数にあり、特に国土の南部一帯は地図を見ても網目状に多くの湖で覆われています。
国土全体で大小あわせて18万8千の湖があるといわれていますが、水路でつながったものも多数あり、その数の定義も難しいようです。

12世紀から1809年まではスウェーデン支配、1917年まではロシア支配と、周辺の強国に支配されてきた歴史があり、実際、独立してまだ1世紀程度の若い国です。
日露戦争で日本がロシアを破ったことが独立運動を盛り上げたといわれ、今も学校でそのように教えていて、国民は概して親日の人が多いようです。

国名は通称「スオミ (Suomi)」とよび、サウナの発祥やサンタクロースのふるさととして知られています。
また北極経由で飛ぶと、日本から最も近いヨーロッパの地です。

緯度が高く、冷涼な地域のため、農業は主要産業ではありません。一方で、広大な森林を活用した林業が主要産業となっています。
しかし林業も衰退に向かう傾向があり、かわりに近年は携帯電話などハイテク産業が増えつつあります。

日本からの国際線は、首都ヘルシンキへ、成田、関西、中部の各国際空港からの直行便があります。
ヘルシンキは、日本から北極ルートの最短距離で入れるヨーロッパの玄関口にあたり、所要時間は10時間強です。

なお、北欧の中でフィンランドは唯一通貨として ユーロ を使っています。




フィンランドの概要

主要データ

面積: 33.7万ku(日本の0.9倍)
人口: 538万人(2011年)
人種: フィン人
言語: フィンランド語
宗教: 福音ルーテル派(9割)

気候

南部は暖流の影響で緯度のわりに温和で、冬でも平均気温は −5度ほどです。
北部は大陸性の寒冷地で冬の期間が年の半分以上にわたります。
夏は白夜、冬は太陽が出ない季節があります。

時差

日本標準時 − 7時間です。
3月最終日曜日〜10月最終日曜日はサマータイムで 日本標準時 − 6時間 となります。

通貨

ユーロ(略号:€、通貨コード:EUR)


フィンランドの観光地

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