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ケルン (Köln) は、ドイツ北西部、ライン川沿いにある人口100万人の大都市です。
紀元前1世紀にローマ時代の植民地として建設された歴史のある町で、ラテン語の「植民地 (Colonia)」が地名になりました。
8世紀に大司教座が置かれ、多くの聖堂が建てられました。
18世紀から生産が始まったオーデコロン (eau de cologne) が有名で、その名もフランス語で「ケルンの水」の意です。
また地ビールの「ケルシュ (Kölsch)」も有名です。
2月下旬から3月上旬に開かれるカーニバルはドイツ最大で、「バラの月曜日」という大パレードが呼び物です。
デュッセルドルフ (Düsseldorf) は、ケルンの北北西40kmにある人口50万人ほどのライン川沿いの都市です。
ルール工業地帯の中核都市で、日本企業も多く進出しています。
12世紀頃から町が形成され、19世紀の産業革命で発展しました。
詩人ハイネの出身地で、郊外のネアンデルタールは先史時代の原人の骨が発見された地として知られています。
ボン (Bonn) は、ケルンの南40km、コブレンツの北西50kmのライン川沿いにある人口30万人の町です。
1990年のドイツ統一以前は西ドイツの首都でした。
中世はケルン大司教の居住地で、大学が置かれた文教都市であった地で、大作曲家ベートーベンの生地、またシューマンが没した町でもあります。
トリーア (Trier) は、コブレンツの南西100km、モーゼル川の中流にあるルクセンブルク国境に近い町です。
有史以前から集落があり、紀元前1世紀にカエサルが征服、ローマ時代は重要な都市となりました。衰退後10世紀になってハインリヒ大司教が再興し、マインツやケルンと並ぶ強大な権力を握りました。
町にはドイツでは珍しくローマ時代の遺跡が点在し、あわせて中世の繁栄した時代の建物も混在して、これらが世界遺産になっています。
ドイツ西部の地図
ケルン大聖堂とライン川
(Photo P1050662 by Rich B-S)
アウグストゥスブルク宮殿
(Photo To the Palace by rachel_titiriga)
デュッセルドルフ、ケーニヒスアレー
(Photo Königsallee by melalouise)
デュッセルドルフ、旧市街の旧市庁舎
(Photo Dusseldorf Rathaus by Effervescing Elephant)
ボン、ベートーベン・ハウス
(Photo Beethoven's House in Bonn by darkensiva)
トリーア、大聖堂
(Photo Trip to Treves by sebastianmonzel)
ポルタ・ニグラ
(Photo Porta Nigra, Trier, Germany by Jorden rundt og hjem igen)
トリーア、カイザーテルメン
(Photo Kaiserthermen by MoonSoleil)
アーヘン大聖堂
(Photo Dom_Aachen by hartjeff12)
エルツ城
(Photo Burg Eltz by roger4336)