海外旅行準備室 ロゴ トップページこのサイトのご案内

スイスの国旗 アルプス南麓とスイス東部(スイスの観光地 3)

アルプス南部

ツェルマット (Zermatt)
ユングフラウの南60km、イタリア国境近くにある標高1620mの山岳リゾート地です。
南西の名峰マッターホルン (Matterhorn) をはじめ、4千m級のアルプスの山々がまわりを囲んでいます。
ガソリン車の乗り入れを禁じ、町の中は電気自動車か馬車での移動になります。
ゴルナーグラート (Gornergrat)
ツェルマット南東5kmにある標高約3100mの展望台です。
左にモンテローザ (Monte Rosa, 4634m)、眼前にゴルナー氷河 (Gornergletscher)、右にマッターホルンという雄大な眺めを見ることができます。
ツェルマットから登山鉄道で登れます。
スネガ (Sunnegga)
ツェルマットのすぐ東、標高2288mの展望台です。
地下ケーブルカーでわずか3分で登れ、美しい角度でマッターホルンの眺望が楽しめます。展望台にはレストランもあります。
スネガからロープウェーを乗り継いで標高3100mの展望台「ロートホルン (Rothorn)」まで行くことができます。
シュバルツゼー (Schwarzsee)
ツェルマットの南西、マッターホルンの北麓に位置する標高2583mの展望台です。眼前に大きくマッターホルンを望みます。
近くに地名となっている小さな湖があります。
ツェルマットからロープウェーを乗り継いで行くことができます。
クライン・マッターホルン (Klein Matterhorn)
標高3820mにあるマッターホルンを望む最高所にある展望台です。
山頂に造られた展望台はエレベーターでさらに高く登り、標高3883mの地点で眺めることになります。
360度の眺望で、マッターホルンやモンテローザの他、モンブランも眺めることができます。
ツェルマットからロープウェーを乗り継ぎ、ヨーロッパ一高所にあるロープウェーで到達ことができます。
マッターホルン (Matterhorn)
標高4477mのアルプスの名峰で、イタリアとの国境にそびえています。初登頂は1865年イギリス人のウィンパーらです。
ピラミッド形の尖峰が特徴で、ツェルマット側の北壁は傾斜角56度の急峻な絶壁で「アルプス3大北壁」の一つです。

スイス東部

クール (Chur)
チューリヒ南東100kmにあるスイス最古の町です。5千年の歴史を持つといわれ、ローマ時代から栄え、旧市街には中世の街並みが残っています。
12〜13世紀の「カテドラル(大聖堂)(Kathedrale)」とその横に建つ「司教館 (Bischofliches Schloss)」、8世紀からの歴史を持つ「聖マルティン教会 (Kirche St.Martin)」などが見所です。
有名な観光列車「氷河急行」、「ベルニナ急行」の始発駅でもあります。
マイエンフェルト (Maienfeld)
クールの北20kmにある小さな村です。
「アルプスの少女ハイジ」の舞台として有名で、ハイジの時代の暮らしを再現した博物館「ハイジのいえ」をはじめ、ハイジゆかりのスポットをめぐるコース「ハイジの道」がハイキングコースとして設定されています。
いわゆる観光地ではなく、牧草地が広がる自然豊かなスイスの田舎が味わえる地です。
ダボス (Davos)
クールの東南東25kmにあるウィンター・スポーツのメッカとして世界的に有名なリゾート地です。標高1540mの谷間にあり、空気がきれいで古くから呼吸器系の療養地でした。
町には多くのホテルの他に国際的な会議が開かれる会議場があります。
谷の両側には広大なスキー・エリアがあり、多くのハイキング・コースもあります。
トーマス・マンの小説「魔の山」の舞台となっています。
サン・モリッツ (Saint-Moritz)
クールの南南東50km、標高約1800mのサンモリッツ湖畔にある高級リゾート地です。1928年、1948年と2度冬季オリンピックが開催されています。
ウィンター・スポーツをはじめ、ハイキング、ゴルフ、乗馬、湖上のヨットなどのスポーツ・アクティビティが充実しています。
ルガーノ (Lugano)
スイス南部、ルガーノ湖湖畔のリゾート地です。
イタリア国境に近いイタリア語圏で、わずか30km南にイタリアの景勝地コモがあります。
気候が温暖なリゾート地で、街並みの風情や陽気な雰囲気はほとんどイタリアです。
付近には、イタリアの飛び地でカジノがある村「カンピオーネ (Campione)」、古い街並みの景観が美しい村「モロコーテ (Morocote)」などのスポットがあります。

リヒテンシュタイン

リヒテンシュタイン公国 (Fürstentum Liechtenstein) は、クールの北30kmにある南北25km、東西6kmほどの小さな国です。
スイスとオーストリアに挟まれ、山がちで人口は3万人ほど、公用語はドイツ語です。
1719年にリヒテンシュタイン家が公領とし、1809年に独立、一時ドイツに編入されましたが1866年に再び独立して「永世中立国」となりました。
EUにも未加盟です。
外交はスイスが代行するなど、スイスと結びつきが強い国です。
牧畜や精密機械産業の他、切手の発行や節税目的の外国のペーパーカンパニーによる収入も多いです。
入国はスイス側からはほとんどノーチェック、オーストリア側からはEU圏出国の審査があります。

ファドゥーツ城 (Schloss Vaduz)
国のほぼ中央、人口5千人ほどの首都ファドゥーツ (Vaduz) を見下ろす丘に建つ町のシンボルです。
16世紀に建てられたもので、現在も国の元首の公爵が住んでいるため入城はできませんが、城の前から町全体が眺められます。
切手博物館 (Briefmarkenmuseum)
ファドゥーツの中心、観光局の2階にある切手の博物館です。
切手の歴史や原画、貴重な切手の展示などを行っています。


スイスの観光地

スイス東部の地図

ツェルマットの町とマッターホルンツェルマットの町とマッターホルン
(Photo Zermatt and Matterhorn by Paul and Jill)

ゴルナーグラートの駅とマッターホルンゴルナーグラートの駅とマッターホルン
(Photo Matterhorn by Old Fogey 1942)

クールの街クールの街
(Photo Chur #6332 by Manfred Morgner)

ダボスのスキー場ダボスのスキー場
(Photo DSCN2648 by ciukes)

ルガーノルガーノ
(Photo Suiza Lugano Lago Maggiore 6 by Rafael Gomez)

ファドゥーツ城ファドゥーツ城
(Photo Castle Vaduz by vauvau)

このエントリーをはてなブックマークに追加

海外旅行準備室