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ギリシャの料理
特徴
たっぷりのオリーブ油やトマトをベースに、肉、魚、野菜をふんだんに使い、味付けは塩やレモンなどでシンプルなのが特徴です。
同じ地中海料理でも、トルコ料理の影響を受け、南フランス、イタリアとは趣きが違います。
なお、ギリシャ語で庶民的な食堂のことを「タベルナ (Ταβερυα)」と言い、比較的遅い時間(20〜22時)に賑わいます。
メニューがないこともあり、その場合は厨房を覗いてその日の食材を見て注文することも多いといいます。
ギリシャの名物料理
- ムサカ (Μουσακασ / Moussakas) = ナスの薄切りと、ひき肉にジャガイモを混ぜたミートソースを交互に重ね、ベシャメルソースと粉チーズをふりかけてオーブンで焼いたものです。
ケーキのように四角く切って食べます。ギリシャ料理の代表格です。
- スブラキ (Σουβλακι / Souvlaki) = 肉の串焼きで、トルコのシシ・ケバブと同じです。
一般に一口大の羊肉に塩・コショウをふって串に刺し、炭火で焼いたもので、屋台や居酒屋で食べられます。
- ギロ (Γυρο / Gyros) = 大きな肉の塊を焼き、表面をそぎ落とし、レタスやトマト、ザジキなどとともに「ピタ」という薄いパンでくるんで食べるものです。
- ザジキ (Τζατζικι / Tzatziki) = ヨーグルトに千切りのキュウリとニンニクを混ぜ、オリーブ油で味付けしたものです。
- タラモサラタ (Ταραμοσαλατα / Taramosalata) = 塩漬けタラコとタマネギ、マッシュポテトを混ぜ、オリーブ油やレモン、塩で和えたペースト状のサラダで、トーストに塗って食べたりします。
日本語で「タラコ」と「イモ」と「サラダ」をつなげて造った名称と思いきや、れっきとしたギリシャ語です。
- ドルマダキア (Ντολμαδακια / Dolmadakia) = 米、ひき肉、卵、タマネギにミントやハーブを混ぜて炒めたものを、ブドウの葉に包んで煮込んだものです。
ギリシャの酒
- ウゾ (Ουζο / Ouzo) = ブドウの絞り汁を蒸留して、アニスで独特の香りをつけたブランデーです。
アルコール度は40%ほどで、無色透明ですが、水で割ると白濁するのが特徴です。
食前酒として飲まれています。
- レツィーナ (Ρετσινα / Retsina) = ブドウが良く育つギリシャではワイン作りが盛んですが、これは松ヤニで風味をつけた独特の白ワインです。
渋みが強く、独特の味がするため、初めての人はなじみにくいといいます。
ギリシャ・旅の雑学
- サロニコス湾の3島クルーズ
- エーゲ海の著名な島々ばかりでなく、アテネの南のサロニコス湾に浮かぶ、エギナ島、ボロス島、イドラ島は1日クルーズで巡ることができます。
美しい家並みの景観や神殿遺跡などを楽しむことができます。
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