海外旅行準備室 ロゴ トップページこのサイトのご案内

チェコの国旗 チェコ各地(チェコの観光地 2)

チェコ各地

カルロビ・バリ (Karlovy Vary)
チェコ西部、プラハの西100kmにある温泉保養地です。
14世紀に時の皇帝カレル4世が狩の最中に温泉を発見したといわれ、保養地として賑わい始めたのは18世紀からです。
浴用だけでなく、飲用温泉でもあり、4つの「コロナーダ (Kollonade)」という温泉施設に成分の異なる12の源泉が入っています。
町はテプラー川 (Tepla) 沿いの谷にあり、周辺の散策を楽しむことができます。
プルゼニ (Plzen)
プラハの南西90kmにある人口17万人の工業都市です。
ドイツ語では「ピルゼン」で、ピルスナー・ビールの発祥地として有名で、ドイツからもビール飲みツアーがあるほどです。
13世紀に建設された歴史を持つ町で、15世紀の「聖バーソロミュー教会 (Katedrala Svateho Bartolomeje)」をはじめ旧市街には歴史的な建造物が多く残ります。
ビール工場の見学もできます。
クトナー・ホラ (Kutna Hora)【世界遺産】
プラハの東南東70kmにある人口2万人ほどの町です。
13世紀に銀鉱が発見され、16世紀に掘り尽くされるまでボヘミアではプラハに次ぐ都市でしたが、その後は衰退しました。
当時の繁栄を伝える旧市街が世界遺産に登録され、旧市街にある14世紀創建で華麗なゴシック様式の「聖バルバラ大聖堂 (Chram sv. Barbody)」や「聖ヤコブ教会 (Kostel sv. Jakuba)」などの他、町東部にある、内部が4万人もの人骨ばかりで飾られた「骸骨寺 (Hibitovni Kostel vsech Svatych s Kostnici)」が見所です。
ゼレナー・ホラ (Zelena Hora)【世界遺産】
プラハ南東130kmの町ズジャール・ナト・サーザボウ (Zdar nad Sazavou) の北郊にある丘で、丘の上にある「聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」が世界遺産に登録されています。
1722年に建造されたゴシック様式の小さな教会で、5つの礼拝堂が放射状に突き出たユニークな星型をしており、内側に湾曲した10角形の回廊がまわりを囲んでいます。
近くには「聖マリア教会 (Kostel Nanebevzeti Panny Marie)」もあります。
チェスケー・ブディヨビッツェ (Ceske Budejovice)
プラハの南130kmにある町です。
13世紀にボヘミア王オタカル2世が建設した町で、16世紀頃には銀鉱とビール醸造で繁栄しました。17世紀の三十年戦争で破壊されましたが、その後に現在のバロック様式の街並みが再建されました。
「オタカル2世広場 (Namesti Piemysla Otakara II)」を中心に、「市庁舎 (Radnice)」、「聖ミクラーシュ大聖堂 (Katedralni Chram sv. Miklase)」などの歴史的建造物があります。
伝統的なビールの賞味が観光の一つとなっており、当地のビール銘柄「ブドバール (Budvar)」が楽しめます。
なおこの銘柄はドイツ語では「バドワイザー」で、アメリカのメーカーが強引に商標権の奪取に成功してそちらが世界的ブランドになってしまいました。(味はチェコ側に軍配があがるということです。)
チェスキー・クルムロフ (Cesky Krumlov)【世界遺産】
チェスケー・ブディヨビッツェの南西25kmにある小さな町です。
13世紀に貴族のヴィーテク家が城を建て、その城下町ができた地です。以後いくつかの貴族が交代しましたが、戦略的価値が乏しい地で、戦火に遭わずに昔ながらの町が残っています。
うねうねと蛇行するブルタバ川が縫う旧市街の中心に「城 (Zamek)」があり、教会をはじめ美しい中世の街並みが広がっています。
町全体が世界遺産になっています。
ホラショビツェ (Holasovice)【世界遺産】
チェスケー・ブディヨビッツェの西15kmにある小さな村です。
200m四方の広場の周囲に、19世紀に建てられたバロック様式の美しい農家が50軒ほど並びます。
世界遺産に指定されています。
テルチ (Telc)【世界遺産】
チェスケー・ブディヨビッツェの東北東80km、モラビア地方にある小さな町です。
古くから交通の要衝で、14世紀にはルネサンス風の街並みが形成されましたが、1530年の大火で焼失、その後領主のザハリアーシュがルネサンスか初期バロック様式で統一した建物を造らせました。
町の中心部は3つの小さな湖で囲まれ、「ザハリアーシュ広場 (Namesti Zachriase)」周辺には絵本に出てくるような美しい色彩の当時の建物が並び、西の端に「テルチ城 (Zamek Telc)」があります。
町全体が世界遺産に登録されています。
ブルノ (Brno)
プラハの南東180km、テルチの東80kmにあるチェコ南東部の町です。
人口40万人ほどのチェコ第2の都市で、モラビア地方の中心地で、国際見本市も開かれます。
10世紀頃からの歴史を持ち、東西、南北とも1kmほどの旧市街はかつて城壁で囲まれていました。
旧市街の中心には「自由広場 (Namesti Svobody)」があり、周辺に歴史的建造物や中世からの街並みが広がっています。
旧市街の西の丘にある「シュピルベルク城 (Hrad Spilberk)」は13世紀創建、17世紀にバロック様式に改修された要塞で、17〜19世紀には帝国の監獄として使われたもので、全体の見学ができます。

オロモウツ

オロモウツ (Olomouc) は、ブルノ北西70kmにある人口10万人の町です。
11世紀に町ができ、14世紀にはモラビアの中心地になりましたが、17世紀の三十年戦争で破壊、以後モラビアの中心地はブルノに移りました。
18世紀以後復興した街並みが現在の旧市街となっており、プラハに次いで多くの文化財を有しているといわれます

聖バーツラフ大聖堂 (Karedrala sv. Vaclava)
旧市街の北東部にあるネオゴシック様式の大聖堂です。
12世紀には教会がありましたが、破壊と再建を繰り返し、1890年に現在のものになりました。高さ100mの2本の尖塔が特徴です。
聖三位一体柱 (Sloup Nejsvetejsi Trojice)【世界遺産】
旧市街の中心「ホルニー広場 (Horni Namesti)」にある1745年建造のバロック様式の柱です。
高さ35mで、頂上に輝く十字架を持つ人物像があり、柱全体に51の聖人の彫像やレリーフがあります。
奉献時は女帝マリア・テレジアが出席しています。


チェコの観光地

チェコ各地の地図

カルロビ・バリの町カルロビ・バリの町
(Photo Karlovy Vary -Karlsbad march 1994 by sludgegulper)

クトナー・ホラ、骸骨寺の内部クトナー・ホラ、骸骨寺の内部
(Photo Kutna Hora-Kostnice Sedlec, Czech Republic (2011) by Alberto Carrasco Casado)

チェスキー・クルムロフチェスキー・クルムロフ
(Photo Cesky Krumlov by Vironevaeh)

ホラショビツェホラショビツェ
(Photo Holasovice (34) by korom)

テルチテルチ
(Photo DSC_0209 by Rafael Robles L.)

オロモウツ、聖三位一体柱オロモウツ、聖三位一体柱
(Photo Olomouc IMG_0822 by Ana Paula Hirama)

このエントリーをはてなブックマークに追加

海外旅行準備室