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チェコの料理
特徴
チェコは内陸国ということで、肉料理が中心で、塩辛く量が多いというのが特徴です。
野菜は生で食べるのは少なく、ジャガイモやキャベツの酢漬けなどドイツと似たような食材が多いです。
チェコの名物料理
- クネドリーキ (Knedliky) = 小麦粉を練って円筒形にして茹でて作った蒸しパン風のものです。
1cmくらいの厚さに切って肉料理などには必ず添える、チェコ料理の主食です。
一般的な「パンベースのクネドリーキ (Houskove knedliky)」の他、ジャガイモを混ぜた「ジャガイモベースのクネドリーキ (Bramborove knedliky)」もあります。
- ブランボラーク (Bramborak) = ジャガイモのパンケーキです。
おろしたジャガイモにニンニクやスパイスを加えてフライパンで焼いたもので、屋台でも食べられる人気のスナックです。
- グラーシュ (Gulas) = 牛肉やタマネギなどを煮込んだハンガリー風シチューです。
家庭では子供も喜ぶ料理で、ソースは元来はパプリカを使うものが、各家庭ではサワークリームを使ったり、ヨーグルトを混ぜたりと、バラエティがあるようです。
- ジーゼック (Rizek) = ウィーンのウィンナー・シュニッツェルに似たカツレツです。
豚肉を叩いてパン粉を付け、フライパンで焼いたものです。
- ヴェプジョ・クネドロ・ゼロ (Vepro-Knedlo-Zelo) = 伝統的な一皿盛り合わせで、焼いた豚肉、蒸しキャベツ、クネドリーキが載っています。
チェコの酒
- ビール (Pivo) = チェコは国民1人あたりの消費量でドイツに比肩するほどのビール大国です。
淡色の下面発酵ビールで「ピルスナー」と呼ばれるタイプがプルゼニ(ピルゼン)の発祥で、「ピルスナー・ウルケル (Pilsner Urquell)」が代表銘柄です。
チェスケー・ブディヨビツェでは「ブドバル (Budvar)」が有名です。
- ベヘロフカ (Becherovka) = 薬草酒で、温泉地カルロビ・バリの特産です。
鉱泉水に薬草やハーブを漬け込んで蒸留したもので、アルコール度40%程度のリキュールです。
チェコ・旅の雑学
- ボヘミアン・グラス
- 16世紀頃から作られてきた芸術性の高いガラス工芸品です。
ベネチアン・グラスの影響を受けましたが、カリウム原料を使うことで、硬質で透明度の高い製品ができるようになりました。
ワイングラス、花瓶をはじめ、お土産にできる工芸品もあります。
1970年の大阪万博を機に、日本の大相撲で優勝者に毎場所贈られているのもこれです。
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