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デリー / ニューデリー (Delhi / New Delhi) は、インド北部のガンジス川 (Ganga River) 支流のヤムナ川 (Yamuna River) 沿いに広がる人口2100万人を越える地域人口をかかえるインドの首都です。
13世紀から19世紀まで7王朝が置かれた地で、17世紀のムガール王朝の頃に造られて城壁に囲まれた「オールド・デリー (Old Delhi)」、その南には1912年のイギリス植民地時代にカルカッタから首都が遷都されて建設された「ニュー・デリー (New Delhi)」という地区があります。
インドの政治、経済の中心地ですが、首都機能はニューデリー地区に集まっており、歴史的建造物など観光スポットはオールド・デリー側に多くあります。
排気ガスのスモッグが市域全体を覆っていることでも知られる町です。
アグラ (Agra) は、ニューデリーの南南東200km、ヤムナ川沿いの人口130万人の都市です。
3世紀にはすでに町があったとされ、15世紀に都市としての建設が行われました。
その後1558年から1648年までムガール帝国の首都が置かれた地で、ムガール朝最盛期の名建築がいくつも残っています。
ジャイプール (Jaipur) は、ニューデリーの南西250kmにある人口200万人を越える大都市です。
ラジャスタン州の州都で、車やリキシャなどとともに、牛やロバ、象までもが荷物運搬用に市街を行き交っています。
ムガール朝の衰退に乗じて1727年にマハラジャ(藩王)のサワイ・ジャイ・シン2世が建設した町で、市街の北部に建設当時の旧市街が残っており、観光の中心スポットとなっています。
ウダイプール (Udaipur) は、ジャイプールの南西300km、標高760mの高原にある人口40万人ほどの都市で、市街の西に人造湖のピンチョーラ湖が広がっています。
16世紀にムガール帝国の攻撃から守るため、メワール国王のウダイ・シンが都をここに移し、水の確保のため川を堰き止めて湖を造りました。
現インドが成立するまで国は存続したといいます。
バラナシ (Varanasi) は、ニューデリーの南東700km、ガンジス川に臨む人口120万人の町です。
ヒンズー教の聖地で、毎年インド各地から100万人以上の巡礼者が訪れます。ガンジス川に流されると涅槃(ねはん)に導かれるとの考え方があり、この地で死を待つ人も多いといいます。
「ベナレス (Benares)」はイギリス植民地時代の呼称で、「バラナシ」または「バナーラス」が正式呼称です。
インド北部の地図
オールド・デリー中心部の地図
ラール・キラ
(Photo Delhi, Red Fort by Arian Zwegers)
ジャマ・マスジッド
フマユーン廟
タージ・マハル
アグラ城
(Photo Agra Fort by Paul and Jill)
ファテプール・シクリ
(Photo Fatehpur Sikri, Ornamental Pool by Arian Zwegers)
ジャイプールの町
(Photo Jaipur - Pink City by zoonabar)
ハワ・マハル
(Photo Le Hawa Mahal (Jaipur) by dalbera)
アンベール城、ゾウのタクシー
(Photo Amber Fort, India by KEVINETSAI)
ウダイプール、シティ・パレス
(Photo India-6945 - City Palace of Udaipur by archer10 (Dennis))
バラナシ、ビシュワナート寺院
(Photo Vishwanath Temple 001 by Sitomon)
バラナシ、ガート
(Photo Varanasi ghats by ruffin_ready)
ブッダガヤ、マハーボディ寺
(Photo Mahabodhi Temple by Peter Verkhovensky)
クシナガル、涅槃像
(Photo Buddha reclining statue by Prince Roy)
スラバスティ、祇園精舎
(Photo Jetavan monastery by varunshiv)
カジュラホ
(Photo Khajuraho Temples by Partha Sarathi Sahana)
カジュラホのレリーフ
(Photo Erotic Scene, Western Temple Group by fabulousfabs)
サンチー
(Photo Great stupa of Sanchi by Nagarjun)