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タイの料理
特徴
地理的には、主要部が水の豊かな平地で穀倉地帯であり、南のタイ湾では漁業も盛んなため食材が豊富です。
調理法としては、ケーン(汁物、カレー)やヤム(サラダ)といったものが多く、唐辛子、マナオ(タイのライム)の他、砂糖やココナツ・ミルクを多用して、「辛くて、酸っぱくて、甘い」味がベースになっています。
さらに、ナム・プラー(魚醤)やさまざまなハーブで独特の香りをかもし出しています。
なおチェンマイには、めいめいに丸い膳に何種類もの料理が小皿に盛って出され、もち米と一緒に食べるというスタイルの「カントーク・ディナー」があって名物になっています。
タイの名物料理
- トム・ヤン・クン (Tom Yum Kung) = エビの入った辛くて酸っぱいスープです。世界3大スープの一つといわれています。
- トム・カー・ガイ (Tom Khaa Gai) = 鶏肉の入ったスープで、ココナッツ・ミルクで辛さと酸味がマイルドになっています。
- ケーン・キョ・ワン (Gaeng Kheow Wan) = ココナツ・ミルク、青唐辛子、ハーブのペーストなどがベースの黄緑色カレー。
- ケーン・カリー・カイ (Gaeng Kari Kai) = チキン・カレー。
- ヤム・ウン・セン (Yum Wun Sen) = 春雨のサラダ。
春雨をナム・プラー、生唐辛子、ライムなどのドレッシングで和え、魚介類や肉類などをトッピングしたものです。
- ソム・タム (Som Tam) = 千切りの青パパイヤを、唐辛子やニンニクを混ぜたナム・プラーやライムのドレッシングで和えたもの。北東部の郷土料理で非常に辛いです。
- ガイ・ヤーン (Gai Yang) = たれに漬け込んだ骨付きカルビの網焼きです。店員がハサミで切ってくれます。
- トード・マン・クン (Tod Man Kung) = エビのすり身団子を揚げたものです。タレをつけ、漬物などと一緒に食べます。
タイの酒
- メコン (Mekhong) = タイを代表する米やサトウキビを原料としたコハク色のスピリッツで、一般には「ウィスキー」と呼ばれています。アルコール度35%程度で、独特の甘みと穀物臭があります。
- シンハ (Singha) = タイで圧倒的なシェアを誇るビールです。アルコール度5%とやや高めです。
- ラオ・ロン (Lao Rong) / ラオ・カウ (Lao Khaaw) = タイ米の焼酎のことで、餅麹でできたもろみを蒸留して作ります。アルコール度は30%前後です。
15世紀頃に製法が琉球に伝わり、それが今の「泡盛」になったといわれています。
タイ・旅の雑学
- タイ式マッサージ
- 指圧に近いマッサージで、ヨガの流れを汲む、やや荒ワザのマッサージです。
足から体の上部に向かってほぐしていき、所要時間は30分から2時間程度です。
看板表示は「トラディショナル・マッサージ」ですが、単なる「マッサージ」という表示だと風俗店のことがあるようなので注意が必要です。
- ムエタイ
- タイの国技で、キックボクシングのような立ち技系の格闘技です。
もともとは護身手段として発祥したといわれますが、パンチ、キック、ひじ、ひざを使って攻撃し、目と急所以外はどこを狙ってもいいという世界でも最も過激なルールになっています。
- タイ・シルク
- 北東部を中心に作られてきた伝統工芸品で、独特の光沢に特徴があります。
野生の蚕を使い、養蚕の繭の生糸より太いために光沢が生まれるといいます。
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