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パロ (Paro) は、ブータン西部の標高2200〜2300mにある人口1万5千人ほどの小さな町です。
町のすぐ南にブータン唯一の国際空港があり、ブータン観光の玄関になっています。谷間にあるため、飛行機の離発着には高度な操縦技術が要求されるそうです。
町をパロ川が流れ、周辺はのどかな水田が広がり、両側には山が迫るという、日本の山村にも似た風景です。
10世紀ごろからの歴史があり、いくつもの寺院や素朴な民家などを見ることができます。
ブータンの玄関口のため、メインストリートには伝統家屋を使った土産物屋が多く並び、景観保存のために電線はすべて地下に埋めています。
ティンプー (Thimphu) は、パロの東30km、標高2300〜2400mにある人口10万人ほどのブータン最大の人口を持つ首都です。
1955年から1961年にかけて北東のプナカから、小さな村だったここへ首都が遷都されて現在に至っています。
ブータンの中心都市となって人口流入も進んでいますが、町には信号もなく、建物も伝統様式であることが法律で定められていて、近代的な色はあまりついていません。
メインストリートは南北に走る「ノルジン・ラム (Norzin Lam)」で、市街の範囲はこの通りに沿った約2km程度です。
プナカ (Punakha) は、ティンプーの北東30kmにある町で、1955年まではブータンの首都でした。現在は人口はわずか数千人で、町というより小さな村という風情です。
標高は1200〜1300mで、ティンプーに比べて温暖な気候です。
ティンプーからは、峠を越えて山を迂回して道路が走っているので、車で3時間ほどかかります。
ブータン西部、中部の地図
パロのメイン・ストリート
(Photo P1000387 by Olivier Lejade)
パロ・ゾン
(Photo Rinpung Dzong by aditya karnad)
タクツァン僧院
(Photo Paro 2-22 by travelinknu)
ティンプー中心部、唯一の交通整理交差点
(Photo human traffic light by juandazeng)
ティンプー、メモリアル・チョルテン
(Photo Best of Bhutan - 011 by Kyle Taylor, Dream It. Do It.)
タシチョ・ゾン
(Photo Tashichho Dzong in the rain by PatHey)
ティンプー・ツェチュ祭
(Photo Bhutan Thimphu - Tashi Cho Dzong - Thimphu Tsechu by jadis1958)
ターキン
(Photo A Takin by gkrishna63)
クエンセルポダンの大仏
(Photo Thimpu-4 by travelinknu)
ドチュラ峠
(Photo WONDERFULL BHUTAN (86) by rajkumar1220)
プナカ・ゾン
(Photo Punakha Dzong Where festival is held by amanderson2)
ポブジカ、ガンテ・ゴンバの鶴祭り
(Photo Phobjika 5-17 by travelinknu)
トンサ・ゾン
(Photo Dzong in Trongsa by thomaswanhoff)