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ブラジルの料理
特徴
広い国土を持ち、さまざまな国の移民が入っているため、料理の種類もさまざまです。
南東部の主要都市の集まる地域では、豆、豚肉、トウモロコシを中心的な食材として、ポルトガルやイタリアの影響を受けた料理が主となります。
アマゾン流域では、川魚、キャッサバ、ヤムイモなどにココナッツを加えた食材で、インディオの影響を受けた料理が多いです。
南部では、肉や乳製品、小麦粉をベースとしたヨーロッパ風の料理が主流です。
ブラジルの名物料理
- フェイジョアーダ (Feijoada) = 牛や豚の内臓や耳、足などを黒豆(フェイジョン)とともに煮込んだ料理で、東部のバイア地方の名物料理です。
元来は黒人奴隷の料理で、牛や豚の不要部分を食材にしたものがルーツです。
- タカカ (Tacaca) = アマゾンの代表料理で、マンジョカ芋のすりおろし汁に干しエビを加えて煮たスープです。
ジャンブーというセリの類が入って、ピリピリした刺激があります。
- マニソバ (Maniçoba) = マンジョカ芋の葉を粉にして1週間煮込み、牛や豚の内臓を煮込んだ褐色のシチューです。
アマゾンのフェイジョアーダと呼ばれる料理です。
- シュハスコ (Churrasco) = 牛肉や羊肉の串焼きで、味付けは岩塩だけというシンプルなものです。
南部の料理で「シュハスケリア」という専門店で食べることが出来ます。
ブラジルの酒
- ピンガ (Pinga) = サトウキビを原料とした蒸留酒です。絞り汁をそのまま発酵、蒸留するためやや甘味があり、同じサトウキビを原料とするラムとは異なります。
アルコール度は40〜50%程度あり、オンザロックで飲む他、ライムと砂糖、かち割り氷で作るカクテル「カイピリーニャ」がよく飲まれています。
ブラジル・旅の雑学
- カーニバル
- 現地語では「カルナヴァル」です。
復活祭の日までの40日間を禁欲生活するため、その前の4日間を開放的な祭りとしたものです。
復活祭は太陰暦のため3月末から4月中旬の間で毎年日が変わり、カーニバルの時期も2月下旬から3月初めになります。
世界各地で行われますが、何といっても時期が夏にあたり、より開放的で熱狂的なリオデジャネイロのものが最も有名で盛大です。
リオのカーニバルは、街頭の大パレードが出色で、1チーム3〜4千人の規模で山車とともに強烈なサンバリズムにのって踊り、「サンボドロモ」というカーニバル用の会場を中心にチーム別コンテストが行われます。
これは観客席から見ることになりますが、市内ではあちこちで、間近で見られるパレードが行われます。
主要都市のサンパウロやサルバドールのカーニバルもリオに負けず劣らず盛大です。
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