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ハンガリーの料理
特徴
最大の特徴が、特産のパプリカを使ったものが多いということです。
香辛料として使うほかに、生食や煮込み、酢漬けなどにもします。
料理の見た目は真っ赤ですが、その通りに激辛のものから甘酸っぱいものまで多種多様です。
調理は煮込みや揚げ物が中心で、こってりした濃い味付けが特徴です。
レストランでは一品の量も多いです。
ハンガリーの名物料理
- グヤーシュ (Gulyas) = ハンガリーを代表するシチューです。
牛肉、タマネギ、ニンニクを、パプリカやキャラウェイなどの香辛料を加えて煮込んだものです。
パプリカで真っ赤ですがそれほど辛くはありません。家庭では主菜ではなく、汁もの的に食べられるということです。
- ハラースレー (Halaszle) = 鯉やナマズなどの川魚をぶつ切りにして、野菜、辛いパプリカなどを入れて煮込んだもので、「漁師のスープ」と呼ばれます。
ハンガリーの酒
- ワイン (Bor) = 東欧諸国の中でも比較的古くからワインが作られてきた国で、ドナウ川以西の各地、北東部で主に作られています。
世界三大貴腐ワインの一つで、甘味の強い「トカイ (Tokaj)」、エゲル名物の「雄牛の血」の意味の「エグリ・ビカベル (Egri Bikaver)」などの名品があります。
ハンガリー・旅の雑学
- ヘレンド磁器
- ハンガリー西部の国内最大の湖・バラトン湖の北にあるヘレンド村で焼かれる高級磁器です。
1826年から始まり、1842年には王室御用達になり、1851年のロンドン万博ではビクトリア女王の賞賛を得ました。
東洋趣味が特徴で、花柄、細密画、中国画が柱になっています。
- ジョルナイ磁器
- 南部のペーチで作られる高級磁器です。
19世紀末からエナメルのような光沢と色彩を持つ技術を開発し、欧米の博覧会で有名になりました。
陶磁器の他に、建築材として町のレンガやタイルとしても使われています。
ハンガリー国内ではヘレンドよりも知名度が高いブランドです。
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