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イランの料理は、肉類や魚の串焼きと、煮込み料理(シチュー)がメニューのほぼ中心です。
串焼きは「ケバブ」(Kabab) と呼ばれ、牛、羊、鶏肉が中心で、魚が使われることもあります。
イスラム国家のため、豚肉は使いません。
煮込み料理は「コレシュ」(Khoresh) と呼ばれ、肉類にさまざまな野菜を加えてじっくり煮込んで作ります。
材料の組み合わせで、数多くのレシピが存在します。
味付けは、塩と、サフランやターメリックなどのスパイスやハーブで行います。ヨーグルトもよく使われます。
カレーのような辛さは全くなく、コショウもあまり使いません。
(イラン人は、日本の中辛カレーすら辛くて食べられないそうです。)
主食は、「ナン」(Nan) と呼ばれるパンもありますが、米のほうがよく食べられます。
ご飯は、洗い米に油と塩を入れて炊き、底にわざとおこげを作るという独特の方法で、この「おこげ」の出来が重要とされています。
イランでは、酒を造る・持つ・飲むことが法律で禁止されています。
古代ペルシャ時代は大らかに酒を飲んでいたようですが、イラン革命以後は取り締まりが厳しくなったそうです。
ただ密かに飲酒している国民が少なからずいるということで、ホテルなどでもこっそり頼んで飲むことも可能性があるそうですが、もし見つかった場合は法律によって罰を受けることになります。
その一方で、ノンアルコールビールがさまざま売られています。
ケバブ
(Photo Kabob by Meine Wanderlust)
イラン風ハーブシチュー、ゴルメ・サブジ
(Photo Ghormeh Sabzi by Meine Wanderlust)
イランのナン
(Photo Noon Ghandi by kamshots)
クコの実のピラフ、ゼレシュク・ポロ
(Photo Zereshk polo by Meine Wanderlust)
チャイ
(Photo detail: tea. isfahan oct. 2007 by seier+seier)
チャイハネで水タバコを楽しむ
(Photo Ghahveh Khaneye Azari by kamshots)
ヤズドのじゅうたんショップ
(Photo Picture 546 by cordelia_persen)