アラブ首長国連邦旅行のいろいろ情報
アラブ首長国連邦の料理
特徴
アラブ首長国連邦の料理は、基本的にアラブ料理といわれるものが郷土の料理ということになりますが、都市部は国際的な色が強く、インド人が多く住んでいることもあってインド料理のレストランをはじめ、西欧、中華や日本料理のレストランもたくさんあります。
アラブ料理では豚肉は使わず、羊肉や牛肉、鶏肉を使います。時にはラクダの肉も使われます。
野菜や豆を多用し、魚や米も主要な食材となっていてます。
スパイスは何種類も使いますが、インド料理のように強い辛さはなく、穏健な味になっています。
アラブ首長国連邦の名物料理
- ケバブ (Kebab) = スパイスをすり込んだ肉の串焼きです。
- タブーレ (Tabbouleh) = パセリやミントを中心に、トマトやタマネギなどの野菜を細かく刻んで和えたサラダです。
レモンや油などをかけて食べます。
- フムス (Hummous) = ヒヨコ豆をペーストにして、ニンニクやハーブを混ぜたもので、アラブ料理の定番です。
- ファラフェル (Falafel) = すりつぶしたヒヨコ豆をベースにしたコロッケです。
ボールのような形にして揚げるのが一般的です。
- ハリース (Harees) = 麦と羊肉または鶏肉を塩味でぐずぐずになるまで煮込んだものです。主にラマダン(断食月)の時に食べられるそうです。
- マクブース (Machboos) = 米と、肉、タマネギなどと一緒に炊いた、アラブ風の炊き込みご飯です。サフランで黄色の色が付けられ、アーモンドや干しブドウが加えられることもあります。
アラブ首長国連邦の酒
アラブ首長国連邦はイスラムの国なので、飲酒は禁止です。
ただ外国人のほうが多い国なので、それなりの配慮がされていて、ホテル内での飲酒は可能、酒の購入も空港の免税店ですることができます。
ただし、それ以外の公共の場所で飲酒をしたり、酔っ払って歩いたりすることは禁じられ、場合によっては連行されて国外退去になることもあります。
アラブ首長国連邦・旅の雑学
- アブラ (Abra)
- ドバイ市内を流れるドバイ川(ドバイ・クリーク)は中心部に橋がないので、「アブラ」という渡船を使います。
一般市民の足になっていて、観光客もよくこれを利用します。
ボートに客が20人乗ったところで出発、料金は1ディルハム程度です。(1ディルハムは約0.27アメリカドル、日本円で30円前後です。)
およそ15分で対岸に着きます。
- デザート(砂漠)・サファリ・ツアー
- ドバイ市内は摩天楼立ち並ぶ大都市ですが、郊外はすぐ砂漠が広がっています。
そのため、さまざまな砂漠体験ツアーが用意されています。
4WDで砂漠を疾走、ラクダに乗ったり、アラブ料理のディナーやベリーダンスのショーなども組み込まれたりしています。
なお昼間は酷暑なので、夕方からのナイトサファリ、あるいはオールナイトサファリが主流です。
- ドバイ・モール
- 潤沢なオイルマネーによって、アラブ首長国連邦ではブルジュ・ハリーファをはじめ、世界トップクラスの高層ビルがいくつも建設されています。
ショッピング・モールにおいても同様で、ブルジュ・ハリーファのそばにある「ドバイ・モール (Dubai Mall)」やパームアイランド近くの「モール・オブ・ジ・エミレーツ (Mall of the Emirates)」など世界最大級のモールがいくつかあります。
特に総面積においてドバイ・モールは世界一で、11.2ヘクタールあります。(これは日本各地にあるイオンモールの10倍以上という巨大さです。)
2008年にオープン、1200店舗が入り、中にはテーマパーク、水族館、映画館なども入っていて、屋内スケートリンクやスキー場まで併設されています。
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