ニュージーランド旅行のいろいろ情報

特徴

いわゆるニュージーランド料理といえるものはありません。
もともとはイギリスからの移民の国なので、イギリス料理がベースで、これにマオリの料理や、世界各国からの移民の料理が加わっています。
牧畜の盛んな国ですから肉類がメインで、特にラム肉を使った料理が多いです。
海に囲まれているため、シーフードも豊富です。

ニュージーランドの酒

ニュージーランドもおいしいワインを産します。
比較的冷涼で穏やかな気候風土のため北島、南島の各地で生産されています。
さわやかで口当たりが良いのが特徴で、1970年頃から国際的に知られるようになりました。
白ワインが有名ですが、赤ワインも好評価のものを産しています。

マオリ族

ニュージーランドの先住民で、ポリネシア系の民族です。9〜10世紀頃に太平洋から移住してきたといわれます。
19世紀に入ってきた白人との間でたびたび抗争が起き、1840年にマオリの権利を認めたワイタンギ条約が締結されましたが、その解釈をめぐっては以後も双方の間で議論が続いています。
現在は国会内にマオリ族の議席を常設するなど、基本的な生活権を保証しています。

クライストチャーチの路面電車

クライストチャーチでも車社会への移行で1954年には市内の路面電車が廃止されましたが、1995年に観光用として、中心部の観光スポットの集まる地区を周回する2.5kmの路線が復元されました。
レトロな車両が9つの停留所を30分ほどかけて走ります。
なお夜にはレストラン専用車両が走り、町を眺めながらのディナーも楽しめます。
しかし、2011年の大地震で大きな被害を受けて現在は復旧中ですが、2013年中には運航再開の予定です。

幻の鳥「モア」

18世紀末頃までニュージーランドに生息し、絶滅したとされる巨鳥です。
ダチョウの首を太めにした姿で、体長は4m弱、重さ200kg以上、ダチョウと同様に飛べず、時速50kmほどで疾走したと言われます。
マオリによる乱獲が絶滅の原因と言われますが、白人移民による開発も大きな要因といわれます。
オークランド博物館で模型が見られます。どこかにまだ生息しているという話もあります。

高原列車「トランツ・アルパイン号」 (The Tranz Alpine)

世界の有名な高原列車の一つです。クライストチャーチから北西にサザン・アルプス山脈を越えて西海岸の町グレイマス (Greymouth) まで223kmを4時間半で走ります。
美しい山々や湖、花の咲く草原などが展開します。ツアーの一部に組み込まれることも多いです。
中間点は壮大な山岳景観が楽しめる国立公園「アーサーズ・パス (Arthur's Pass)」があり、列車の主要停車駅となっています。

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