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フィジーの国旗 フィジー各地

ビチレブ島

ビチレブ島 (Viti Levu Island) は、フィジーの中心となる島で、東西120km、南北80kmのほぼ楕円形に近い形をしています。全般に山がちで、中北部に標高1324mの最高峰・トマニビ山 (Mt.Tomanivi) があります。
南東岸に首都のスバ、西岸に観光拠点のナンディがあります。

また、ナンディの南西20kmのモミ湾 (Momi Bay) から、島の南西岸に沿って約100km続く美しい海岸は、コーラル・コースト (Coral Coast)と呼ばれ、リゾートホテルが点在します。

ナンディ (Nadi)
ビチレブ島の西岸にある人口3万人ほどの町です。
スバ、ラウトカに次ぐ3番目の都市ですが、国際空港があって観光客が集中するフィジー観光の拠点です。
中心街は南北に走る800mほどの通りの両側に沿って集まり、レストランやマーケット、民芸品店などが並んでいます。
インド系住民が多い町で、中心街の南の端にはヒンズー教の寺院もあります。
ナンディの中心街はやや内陸にありますが、南西方から北方にかけての海岸部は20数kmにわたってリゾートホテルが点在するフィジー屈指のリゾートエリアになっています。
ガーデン・オブ・ザ・スリーピング・ジャイアント (Garden of the Sleeping Giant)
ナンディの北約10km、「スリーピング・ジャイアント」と呼ばれる山の麓にあるラン園です。
1977年にアメリカの俳優レイモンド・バーが造営したもので、世界中から集めた2千種類以上のランが咲き誇っています。
ビセイセイ村 (Viseisei Village)
ナンディの北北東15kmにある村で、フィジー人の祖先が最初に入植したという歴史的に重要な地とされます。
過去に多くの要人を輩出している由緒ある村ですが、他の村と変わらないたたずまいを見せています。
村の「ジョン・ウェズレイ教会 (John Wesley Church)」は、結婚式をあげる日本人が多いことでも知られています。
ブンダ・ポイント (Vuda Point)
ビセイセイ村の西8km、南にナンディ湾、西に太平洋を望む岬です。
ママヌザ諸島の島々や、遠くヤサワ諸島まで見渡せる展望台です。
ラウトカ (Lautoka)
ナンディの北25km、人口4.4万人ほどのフィジー第2の都市で、サトウキビの精製工場やヤシの製材工場などがある工業都市です。
観光地ではありませんが、土産物屋なども多く、ママヌザ諸島やヤサワ諸島への起点ともなっています。
ヤヌサ島 (Yanuca Island)
ナンディの南35km、コーラル・コースト西部のビチレブ本島から狭い水路をはさんだ沖にあるリゾート島で、橋でつながっています。
島全体が44haの広い1つのリゾートになっており、ホテルの他に、プールやゴルフコースなどもあります。
名物の火渡りの儀式などアトラクションも豊富で、ここだけの滞在でも飽きない人気のリゾートです。
シンガトカ (Sigatoka)
ナンディの南南東40km、人口8千人のコーラル・コーストの中心地で唯一の町です。
ナンディからスバへの長距離バスの休憩地にもなっており、マーケットやレストラン、免税品店などもあります。
西方には、ビチレブ島で最も美しいといわれる「ナタンドラ・ビーチ (Natandola Beach)」、南方には5kmにわたって続く「シンガトカ大砂丘 (Sigatoka Sand Dunes)」といった景勝地があります。
パシフィック・ハーバー (Pacific Harbour)
シンガトカの東70km、ビチレブ島の南岸ほぼ中央に位置するリゾート地です。
名称とは異なって港があるわけではなく、点在するリゾート・ホテルとフィジー随一といわれるゴルフ場があります。
ナンディ周辺と比べて雨が多く、森の緑も濃い景観になっています。
文化センター (Cultural Centre)
パシフィック・ハーバーの東1kmにあるフィジーの歴史や伝統文化を紹介するテーマパークです。
カヌーに乗って、戦士に扮したガイドの案内で回ります。所要時間は約1時間です。
レストランやショップがある「マーケット・プレイス (Marketplace)」も併設しています。
スバ (Suva)
ビチレブ島の南東岸にある人口20万人のフィジーの首都で、周辺人口を加えると70万人を越える南太平洋随一の大都市です。
南に突き出した半島にあり、繁華街はその西側にあります。
植民地時代の建物が多く残り、教会やモスク、寺院などが目立ち、無国籍の風情が漂っています。
フィジー博物館 (Fiji Museum)
スバ市街の南部にある博物館です。
先住民の生活用品からカヌー、双胴船といったフィジーの文化や歴史を伝える展示があります。

フィジーのその他の島々

ママヌザ諸島 (Mamanuca Islands)
ナンディ湾の西方約20kmから40km沖に浮かぶ、20ほどの小島からなる諸島です。
白砂のビーチと珊瑚礁に囲まれた景観で、1島1リゾートという考え方を持ったリゾート・エリアです。
「マロロ (Malolo)」、「マナ (Mana)」、「キャスタウェー (Castaway)」、「マタマノア (Matamanoa)」、「ビーチコマー (Beachcomber)」、「トコリキ (Tokoriki)」などの島々があります。
ナンディやラウトカから各島々をめぐる日帰りクルーズも出ています。
ヤサワ諸島 (Yasawa Islands)
ラウトカの北西約50km沖から、北東方にほぼ一列に90kmにわたって連なる約20の火山性の島々です。
ママヌザ諸島と比べて山がちで、リゾートホテルも比較的少ないエリアですが海の美しさは抜群で、映画「青い珊瑚礁」の舞台にもなっています。
ラウトカからは、豪華客船で数日間諸島をめぐる「ブルー・ラグーン・クルーズ」が出ています。
タベウニ島 (Taveuni Island)
ビチレブ島の北東150km、2番目に大きな島のバヌアレブ島の南東に浮かぶ島です。「ガーデン・アイランド」と呼ばれ、山がちな島全体に熱帯植物が繁茂しています。
島の中心は北部のソモソモ村 (Somosomo) で、経度180度の子午線が通っています。
島の中央部、標高823mにあるタンギモウジア湖 (Tagimaucia) 周辺には、フィジーの国花で”幻の花”といわれる「タンギモウジア」が見られます。


フィジーの観光地

フィジーの地図

フィジーの地図

ナンディの中心部ナンディの中心部
(Photo Downtown Nadi by E.Yoshio)

ビチレブ島のビーチビチレブ島のビーチ
(Photo Early Morning Fun! by kayadams.com)

シンガトカ大砂丘シンガトカ大砂丘
(Photo IMG_7632 by RodBland)

マタマノア島マタマノア島
(Photo P1040804.JPG by Richard Gifford)

ビーチコマー島ビーチコマー島
(Photo Beachcomber Island, Fiji by p-a-t-r-i-c-k)

「青い珊瑚礁」の舞台、ヤサワ諸島・ナヌヤ島「青い珊瑚礁」の舞台、ヤサワ諸島・ナヌヤ島
(Photo Nanuya Island Resort by Digging For Fire)

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