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シンガポールの中心部は、シンガポール島の南岸ほぼ中央にあります。
市街を東に向かってシンガポール川が流れ、河口近くの北岸がイギリスによる入植が始まったシンガポール発祥の地域で、イギリス時代の建物が残っています。
そして、その北がインドやアラブの色の濃い地区、川の南にはチャイナタウンがある、というように民族色が地域によってほぼ色分けされています。
なおシンガポールの空の玄関・チャンギ国際空港は島の東端にあり、中心部からは約15kmです。
アラブ・ストリート (Arab Street) は、シティ・ホールの北東1.5kmにある500mほどの通りです。
かつてラッフルズ卿がアラブ人を住まわせた地域ですが、もともと移民が来る以前からマレー人が住んでいた地域で、現地ではアラブ・ストリートとは言わずに、カンポン・グラム (Kampong Glam / グラム村) と呼んでいます。
イスラム教徒が多く、町の雰囲気もイスラム色が強く出ています。通りにはイスラムのテキスタイルや工芸品などの店が並んでいます。
リトル・インディア (Little India) は、シティ・ホールの北1.5km、ロコール運河北側にあるインド系住民が多い町です。
1819年にラッフルズ卿が助手や兵士として連れてきたインド人移民が定住して、その後も職を求めるインド人が増えて町が発展しました。
セラングーン通り (Serangoon Road) を中心にインドの工芸品の店が並び、ヒンズー寺院も点在します。
チャイナタウン (China Town) は、シンガポール川の南岸、シティ・ホールの南1.5km付近のニュー・ブリッジ通り (New Bridge Road) とサウス・ブリッジ通り (South Bridge Road) の間を中心に広がる中国人街です。
かつては路地に牛車で水を撒いていたため「牛車水(ニウチェシュイ)」とも呼ばれます。
古い街並みは減りつつあり、近代的な建物が増えています。
中国人でも福建、広東、潮州(広東の東端部)などがそれぞれグループを作って寺院を建てており、地域意識が強く感じられます。
またイスラムやヒンズーの寺院もこの地域に建てられており、多民族国家の特徴がよく表れています。
シンガポールの地図
マーライオン公園
ビクトリア・メモリアル・ホール
(Photo by 日本アセアンセンター (c)ASEAN-Japan Centre)
聖アンドリュース教会
(Photo St Andrew's Cathedral by Bryn Pinzgauer)
オーチャード・ロード
(Photo Orchard Road Shopping District - Singapore by Glen Bowman)
チャイムス
(Photo Chijmes Chapel, Singapore by yeowatzup)
エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ
(Photo by 日本アセアンセンター (c)ASEAN-Japan Centre)
シンガポール・フライヤーとマリーナベイ地区の夜景
(Photo The Flyer from Marina Barrage by domo nom noms)
クラーク・キー
(Photo Clarke Quay from Central rooftop carpark by Nicolas Lannuzel)
スルタン・モスク
(Photo Masjid Sultan by benoit.mortgat)
リトル・インディア、セラングーン通り
(Photo by (c)Tomo.Yun)
千燈寺院の大仏
(Photo Temple of a Thousand Lights by williamcho)
チャイナ・タウン
スリ・マリアマン寺院
(Photo Sri Mariamman Temple by alantankenghoe)
セントーサ島、夜のアトラクション「ソングス・オブ・ザ・シー」
(Photo Songs of the Sea by chee.hong)
ジュロン・バード・パーク
(Photo CIMG4155 by modery)