アルゼンチン旅行のいろいろ情報
アルゼンチンの料理
特徴
「人口の2倍の牛がいる」といわれるほどの牧畜の国で、食材も牛肉がメインです。(実際には1.5倍ほどだそうです。)
先住民の料理に、イタリア、スペインの要素が加わったもので、良質のワインも産出して、料理と共に飲まれています。
食事の時間帯は、昼は1時から2時半頃で、夜は9〜10時からというのが一般的です。
アルゼンチンの名物料理
- アサド (Asado) = アルゼンチンの焼肉です。塩だけで味付けした肉を金網に載せて炭火で焼きます。
牛肉が中心ですが、ソーセージや内臓なども焼きます。
レストランなどではさまざまな食材を焼いたセットメニューとして「パリジャーダ (Parillada)」があります。
- ミラネーサ (Milanesa) = ミラノ風カツレツで、文字通りイタリアから持ち込まれた料理です。
よくたたいて揚げた柔らかい牛カツです。
- エンパナーダス (Empanadas) = 牛肉や鶏肉、ハムやチーズを小麦粉の皮で包み、オーブンで焼いたり、揚げたりした餃子のようなものです。
中に入れる具材や仕上げの形状などで多くのバラエティがあります。
- ウミータ (Humita) = エンパナーダスと似たもので、トウモロコシとクリームソースが入ったものです。
先住民の料理です。
- ロクロ (Locro) = トウモロコシをつぶしてタマネギやトマト、肉やソーセージを入れて煮込んだシチューです。
北部のサルタの名物です。
アルゼンチンの酒
- ワイン (Vino) = アルゼンチンは世界屈指のワイン生産国で、一人当たりの消費量もヨーロッパ各国に劣らないワイン飲みの国です。
銘柄もさまざまあり、赤白、シャンパンなど種類も豊富です。
アルゼンチン・旅の雑学
- タンゴ・ショー
- ブエノスアイレスの中心地「5月広場」の南、サン・テルモ地区からボカ地区にかけて「タンゲリア」というタンゴのライブハウスが集まり、本場のタンゴを鑑賞することができます。
ショーは早くて夜9時からなので、観光客だけで界隈を歩くと危険があり、往復はタクシーを予約して出かけるほうがよいということです。
- エビータ
- 1919年に貧農に生まれ、その美貌で女優となり、1946年に大統領に就任するペロンの夫人となった女性です。
大統領夫人として貧困層の優遇政策に努め、白人富裕層からは”成り上がり”の批判を受けました。
1952年にわずか33歳で病死しましたが、今なお庶民の圧倒的な支持を受けています。
本名は「マリア・エバ・ドゥアルテ・デ・ペロン」で「エビータ」は愛称です。
1978年にその生涯を描いたミュージカル「エビータ」がロングラン公演となり、1996年にはマドンナ主演で映画も作られています。
ブエノスアイレスのレコレータ墓地に墓があります。
- 雲の上の列車
- 北西部のサルタからアンデス山中のサン・アントニオ・ロス・コブレスを往復する観光列車ですが、最高点4200mを通過するため高山病の危険があります。
そのため、その対応用に医師や看護士が乗務する医療車が付いています。
もちろん1日がかりの観光列車なので喫茶や食堂の車両もあり、車内ではフォルクローレ・バンドの賑やかな演奏もあります。
- マテ茶
- アルゼンチンの国民的な飲み物です。
イエルパ・マテという木の葉を乾燥してお茶にしたものです。
小さな壷に入れて熱湯を注ぎ、「ボンビージャ」という金属のストローのような管で飲みます。
苦味が強い茶で、女性や子供は砂糖を入れて飲むこともあります。
ビタミン、ミネラル、鉄分が豊富で体にも良いとされています。
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アルゼンチンの観光地