デンマーク旅行のいろいろ情報
デンマークの料理
特徴
デンマークは酪農王国で、肉や乳製品が豊富です。
素材としては豚肉を多く用い、ジャガイモはパンとともに主食に近い位置づけです。
魚は使われ方が限定的で、スモークサーモンやニシンの酢漬けが日常的に使われる程度です。
味付けは特にクリームをベースとしたホワイトソースをよく使います。
なお「デニッシュ・ペストリー」は、油脂の多いパイ状の菓子パンで、「デンマークの」という形容詞が冠されていますが、発祥はウィーンで、その後北欧で発達したためについた名称です。
デンマークの名物料理
- スモーブロー (Smørrebrød) = デンマーク風のオープンサンドイッチです。
薄切りの黒パンにバターをたっぷり塗り、酢漬けニシンやスモークサーモンなどの魚介類、ハムやローストポークなどの肉類、トマトやキュウリなどの野菜、最後にゆで卵やチーズとあらゆる食材を彩りよく載せたものです。
食べる時は具を平らにのばし、ナイフとフォークで一口づつ切って食べます。
サンドイッチだからといって手づかみはマナーに反します。
- フリカデラ (Frikadeller) = デンマーク風ミートボールです。
豚挽き肉か合挽き肉を使い、バターで焼いてソースをかけて食べます。
ゆでたジャガイモや酢漬けのカブなどが付け合せになります。
デンマークの酒
- ビール (Øl) = ピルスナー系の「カールスバーグ (Carlsberg)」が世界にも輸出しているトップブランドです。
双璧のブランドとして「ツボー (Tuborg)」がありますが、こちらにもカールスバーグの資本が入っています。
- アクアビット (Akvavit) = ジャガイモを原料とした蒸留酒で、さまざまなハーブで香り付けをしてジンに似た風味があります。
瓶ごと冷蔵庫で冷やして、小さなグラスでストレートに飲むのが流儀とされます。
北欧各国にあり、アルコール度は40〜45%ほどです。
デンマーク・旅の雑学
- ロイヤル・コペンハーゲン
- 1775年に設立された王室御用達の製陶所です。
白地に「コペンハーゲン・ブルー」と呼ばれる美しい青色の絵柄をあしらったものが得意で、繊細な花模様やふちにレースがついたパターンなどが特徴です。
基本的にすべて手書きです。製品にはすべて王冠マークに3本の波線、製品番号が入ります。
お土産にできそうな製品は数千〜数万円程度ですが、製品の中心となる洋食器やコーヒーセットは1個あたり数十万円という非常に高価なものです。
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