海外旅行準備室 ロゴ トップページこのサイトのご案内

チェコの国旗 チェコ - Czech -

チェコの地図

チェコは、ヨーロッパ中部、西にドイツ、北にポーランド、南にオーストリア、東にスロバキアと、かつての冷戦時代の東側にあった国です。

北西部は広大なボヘミア盆地、南部から東部にかけてモラビア丘陵が広がります。
ボヘミア盆地を南から北へ、ブルタバ川(モルダウ川)が流れ、そのほとりに首都プラハがあります。

10世紀にこの地にボヘミア王国ができ、11世紀からはドイツ人も流入してきました。
王国は発展し、首都プラハもヨーロッパの中の主要な都市となりました。14世紀ごろが全盛期です。

15世紀に入って宗教改革を断行して国内の混乱が始まり、周辺国の支配を受けるようになり、16世紀にはハプスブルク家のオーストリア帝国の支配下にはいります。

20世紀に入り、第一次大戦を起こしたオーストリアが負け、ようやく1918年にチェコとスロバキアが合同したチェコスロバキアという形で独立を果たしました。
その後、今度はナチスによる占領と国の解体、そして第二次大戦後の解放の間もなくソ連の圧力で共産化するという、周囲の強国支配の歴史が続きました。

1968年の民主化運動「プラハの春」はソ連に制圧されましたが、1980年代後半の東欧各国の民主化の動きにひきずられ、1989年の「ビロード革命」で大きな騒乱もなく国民悲願の民主化を達成しました。
そして、1993年には国内対立から民族の異なるスロバキアとの連邦を解消、そして「チェコ」いう国名になって現在に至っています。
また、2004年にはEU加盟を果たしました。

苦難の歴史を持ちながらも、多くの町には美しい中世の街並みが残され、独自の文化を大切に守っている国です。

日本からチェコへの国際線の直行便はありません。
ヨーロッパの主要空港を経由して、首都のプラハへ入ることができます。
また大きな国ではないため、周辺のオーストリアやドイツから鉄道で入ることも可能です。




チェコの概要

主要データ

面積: 7.9万ku(北海道程度)
人口: 1050万人(2011年)
人種: チェコ人(8割)
言語: チェコ語
宗教: カトリック(4割)、無神論(4割)

気候

四季があり、温暖な春秋、暑い夏、寒さが厳しい冬という内陸性の気候です。
夏は比較的乾燥し、朝夕は涼しく過ごしやすい気候です。

時差

日本標準時 − 8時間です。
3月最終日曜日〜10月最終日曜日はサマータイムで 日本標準時 − 7時間 となります。

通貨

コルナ(略号:Kc、通貨コード:CZK)
補助単位としてハレル (Haler) があり、1コルナ = 100ハレル です。


チェコの観光地

このエントリーをはてなブックマークに追加

海外旅行準備室