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ベルギーの国旗 ベルギー - Belgium -

ベルギーの地図

ベルギーは、西にイギリス、南にフランス、東にドイツ、北にオランダと、西ヨーロッパの主要国に囲まれた位置にある国で、EUの本部が置かれています。

国の北半分がオランダ語系のフラマン語を話す「フランドル(フランダース)地域」、南半分がフランス語系のワロン語を話す「ワロン(ワロニー)地域」となっています。

その境界は、首都ブリュッセルのやや南に東西の直線を引いたのに近く、国土がちょうど二分されています。
古くからこの両者の仲はあまり良くないということです。

フランドル地方は平野が広がっていて農業が盛んです。
ワロン地域は起伏の多い丘陵地域で酪農が盛んです。ただ急峻な山はあまりなく、標高も700m以下です。

豊かな食材の生産を背景に、ベルギーは「美食の国」と言われていて、国民一人あたりのレストランの数は世界一となっています。

また工業も盛んで、一人当たりのGDP(国民総生産)は世界トップクラスです。

古代にはローマ帝国、中世から近世にかけては何度も支配する大国が変わり、1815年からのオランダ支配の時代に独立の革命が起こり、1839年に独立を果たしています。

ルクセンブルクは、ベルギーの南東に隣接する小国で、正式名は ルクセンブルク大公国 (Grand-Duché de Luxembourg) です。

面積は 2,586ku(神奈川県程度)、人口50万人の国で、ローマ時代から街道が交わる交通の要衝にあり、963年にアルデンヌ伯領として成立し、15世紀にブルゴーニュ公国に併合されましたが、1815年のウイーン会議で再び独立国家となりました。
しかし当時の領土の西半分は1839年にベルギーに割譲しています。
現在はEUの一員となっています。

小国ながら、鉄鋼業などの工業国で、国民1人当たりのGDPは世界一です。

ベルギー、ルクセンブルクとも、日本から国際線の直行便はありません。
周辺のパリやロンドン、フランクフルトなどを経由して入ることになります。
これらの都市からは、国際線だけでなく、高速列車で入るという手段も便利です。




ベルギーの概要

主要データ

面積: 3.1万ku(九州の8割程度)
人口: 1101万人(2011年)
人種: フラマン人(6割)、ワロン人(3割)
言語: オランダ語(フラマン語)、フランス語(ワロン語)、ドイツ語
宗教: カトリック(7.5割)、プロテスタント(2.5割)

気候

夏涼しく、冬温暖な気候で、降水も年間を通じて適度にあります。
冬は霧が多く晴れる日は多くありません。

時差

日本標準時 − 8時間です。
3月最終日曜日〜10月最終土曜日はサマータイムで 日本標準時 − 7時間となります。

通貨

ユーロ(略号:€、通貨コード:EUR)
ルクセンブルクも通貨はユーロです。


ベルギーの観光地

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