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チュニジアの国旗 チュニジア - Tunisia -

チュニシアの地図

チュニジアは、アフリカ大陸の最北端、地中海に面する小さな国です。
地中海をはさんで北東200kmには、イタリアのシチリア島があります。

地中海沿岸は温帯の地中海性気候ですが、西部の内陸部はステップ気候、南部はサハラ砂漠の一部で砂漠気候と、海岸部以外は乾燥した土地が広がっています。

紀元前9世紀にはフェニキア人の交易拠点としてカルタゴが建設され、その後ポエニ戦争を経てローマ帝国の属州となりました。

7世紀にはアラブ人が侵入してイスラム化、中世には自治王朝が交代し、16世紀にはオスマン・トルコの支配下に入りました。

19世紀にはフランスが侵攻して保護領となりましたが、20世紀に入って長い独立運動の後1956年に独立を果たしました。

アフリカ大陸、イスラム世界というエキゾチックなイメージに、近代的なフランス支配の影響が残り、ヨーロッパ人にも人気の国となっています。

最近まで比較的治安がよく、イスラムの戒律も穏健ということで、旅行のしやすい国でしたが、2011年の市民によるジャスミン革命勃発で、現在はその余波が残っています。
またこの革命は、急激に周辺のアラブ諸国に連鎖的な民主化革命を起こすきっかけになりました。

日本からチュニジアへの直行便はありません。
国際空港は首都のチュニスにあり、ヨーロッパの多くの主要空港や、トルコのイスタンブールなどから国際便が入っています。




チュニジアの概要

主要データ

面積: 16万ku(日本の半分弱)
人口: 1067万人(2011年)
人種: アラブ人、ベルベル人
言語: アラビア語(公用語)。フランス語も広く通じます。
宗教: イスラム教がほとんどで、キリスト教、ユダヤ教がわずか

気候

地中海沿岸は乾燥した夏と雨季の冬を持つ地中海性気候、中部内陸部は日較差の大きい大陸性気候、南部は雨がほとんど降らない乾燥した砂漠気候です。

時差

日本標準時 − 8時間です。
サマータイムは原則としてありませんが、過去に実施されたことがあります。

通貨

チュニジアン・ディナール(略号:TD、通貨コード:TND)
補助単位としてミリーム(M)があります。1TD=1000M です。


チュニジアの観光地

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