海外旅行準備室 ロゴ トップページこのサイトのご案内

モロッコの国旗 モロッコ - Morocco -

モロッコの地図

モロッコはアフリカ大陸の北西端に位置する国です。

北岸は地中海、西岸は大西洋に面し、その境に地中海の出口となる狭いジブラルタル海峡があり、その北側にスペインが近接します。

国土の中央部は、ほぼ東西にアトラス山脈が走っています。

その北側は、夏暑く乾燥し、冬は比較的温暖な地中海性気候となっていますが、山脈の南斜面はそのままサハラ砂漠に続く乾燥地帯となっています。

カサブランカ、ラバト、フェズ、マラケシュといった主要な町は山脈の北側にあり、山脈から南の乾燥地帯は町もわずかです。

古代はフェニキアやローマの支配を受けた地で、7世紀からアラブ人が進出してイスラム教が浸透しました。

中世はいくつもの王朝が交替し、1664年に成立したアラウィー朝が現在まで王室として続いています。

20世紀初めにフランスが植民地化し、ドイツの干渉や、スペインへの部分的な地域の割譲など、ヨーロッパ列強の支配を受けましたが、1956年に独立を果たしました。

砂漠にイスラム国家という組み合わせの、エキゾチックなムードを持つ国です。

モロッコへは日本から直行する国際線はありません。
モロッコの玄関口となる国際空港はカサブランカにあり、日本から行くには中東のドバイなどを経由、あるいはヨーロッパのパリやローマなどの主要空港経由が便利です。




モロッコの概要

主要データ

面積: 45万ku(日本の1.2倍)
人口: 3227万人(2011年)
人種: アラブ人(7割)、他はベルベル人など
言語: アラビア語フランス語が公用語です。
    一般には独特のマグレブアラブ語を話します
宗教: イスラム教が国教です。キリスト教、ユダヤ教も禁止はされていません。

気候

地中海沿岸は乾燥した夏と雨季の冬を持つ地中海性気候、西部大西洋岸は熱帯気団に覆われ晴天が多ですが、寒流の影響で比較的過ごしやすいです。
内陸のアトラス山脈以南は砂漠気候です。

時差

日本標準時 − 9時間です。
6〜9月にサマータイムが実施される時は 日本標準時 − 8時間となります。

通貨

ディルハム(略号:DH、通貨コード:MAD)
補助単位としてサンチーム(C)があります。1DH=100C です。
さらに、かつて通用していたスペインの通貨単位「レアル」が一般の商店やスークで根強く使われていて、価格交渉でもこれがベースになることが多いです。
特に、1DH=20レアルなのでどちらで値段を言っているのかを間違えないようにする必要があります。


モロッコの観光地

このエントリーをはてなブックマークに追加

海外旅行準備室