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ウズベキスタンの料理

特徴

ウズベキスタンの料理は、ヨーロッパとアジアの融合したような料理で、脂っこいものが多いです。

砂漠の遊牧の風土がある関係で、肉は羊肉が主流です。イスラムの国なので豚は食べず、あとは鶏肉が使われます。
また穀物の収穫量が多いため、麺料理も多く存在します。

また重要な主食として「ナン (Non)」というパンが必ず出てきます。
インドも「ナン」が有名で、中央アジアに至る一帯で同様に広がっている食べ物です。
小麦粉にイーストを加えて発酵させて窯の中で焼きます。
できあがりは、円形で平たい整った形をしていて、地域によって形態のバラエティがあります。
サマルカンドで作られるナンが、一番おいしいといわれています。

旧ソ連国家ということもあって、ロシア料理も食べられます。

ウズベキスタンの名物料理

  • プロフ (Palov) = 羊肉や人参、玉葱などをスパイスとともに炒め、米といっしょに炊いたもので、要するに「ピラフ」です。「オシュ (Osh)」ともいいます。
    家庭や地域によってレシピは異なりますが、宴席では必ず出され、これが出る前に帰るのは失礼にあたるといいます。
  • シャシュリク (Shashlik) = 羊肉の串焼きです。
  • ラグマン (Lagman) = うどん風の麺に、羊肉や野菜を載せ、トマトをベースにしたスープをかけたものです。
  • シュルバ (Shurva, Shorva) = 脂身のついた羊肉と野菜のスープです。
  • サムサ (Somsa) = 肉や野菜をパイ生地で包んだものを窯で焼いたものです。

ウズベキスタンの酒

イスラム国家ですが、あまり戒律は厳しくなく、意外に酒は飲まれています。
砂漠の国ながら古くから良質のブドウを産し、甘口のワインが造られていて、近隣諸国にも輸出しています。
ビールやウォッカもよく飲まれています。

ウズベキスタン・旅の雑学

スザニ (Suzani)
ウズベキスタン伝統の刺繍した色彩豊かな布で、17世紀頃から遊牧民が家の装飾品として作ってきました。
しかしロシアに併合後は、民族色が強いために規制を受けて廃れましたが、独立後に伝統文化として見直されています。
本来は、結婚が決まった娘とその母親が持参品として作るということで、手作りのものが基本です。
そのため売られている本物は高価です。
土産物屋では、安価な機械織りのものも売られています。
ユルタ (Yurt)
ウズベキスタンの砂漠や草原の遊牧民の移動住居で、モンゴルのゲルに似ています。
サマルカンドから西方にはいくつものユルタ・キャンプがあり、観光客の体験宿泊やホームステイができます。
タキ (Taki)
ブハラには、町の道路の交差点の上を丸いドームで覆った場所が3か所あり、そこでバザールが開かれています。
外からは建物のように見え、かつては1つのタキには同種の品物を扱う店が集まっていましたが、現在は土産物屋などが入っています。

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ウズベキスタンの観光地

サマルカンドのナンサマルカンドのナン
(Photo Samarqand_4468rt by Stefan Munder)

大鍋で作られるプロフ大鍋で作られるプロフ
(Photo Giant cauldron to cook the plov by xoque)

シャシュリクを焼くシャシュリクを焼く
(Photo Uzbekistan_4722rt by Stefan Munder)


スザニスザニ
(Photo Le palais dété : Sitori-i-Mokhi Khosa (Boukhara, Ouzbékistan) by dalbera)

ユルタ・キャンプユルタ・キャンプ
(Photo Yurt Camp, Yangigazgan by abbeyman2002)

ブハラ、タキの内部ブハラ、タキの内部
(Photo Bukhara Tak-I-Zargaran by Richard Weil)

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