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フランスの国旗 タヒチ - Tahiti -

タヒチの地図

オーストラリアの東7000km、南太平洋中央部の広大な海域に、5つの群島に118といわれる島々が点在し、これらをあわせて「フランス領ポリネシア」といいます。
日本からは約9500km離れています。

タヒチ島は、この中のソシエテ諸島 (Society Islands) にある中心となる島で、美しい海や森の緑など、その自然景観から「最後の楽園」と言われています。

タヒチ島を含め、周辺の島々はすべて珊瑚礁で囲まれ、モーレア島やボラボラ島、タハア島やライアテア島のように島の外側に環礁を形成して、島と環礁の間が波静かなラグーンになっている所も多くあります。

また北部のツアモツ諸島 (Tuamotu Islands) のランギロア島もスポットの一つで、完全な環礁の上のわずかな陸地が人間の活動場所となっているような島もあります。

(タヒチの位置)

タヒチの位置

この地域にはもともとポリネシア系の民族が住んでいて、王国を作っていました。
そこへ、1521年のマゼランの上陸以後、たびたびヨーロッパの航海者たちが探検に訪れ、さらにキリスト教を伝道して人々の信仰を変えていきました。

1842年、フランスが圧力をかけて、タヒチ女王に保護領となる条約を締結させて、実質的にフランスの植民地になりました。

1891年から1903年まで、画家ゴーギャンが生涯の最後をこの地で過ごし、1914年には第一次大戦の中でドイツにパペーテが砲撃されています。

以後、1957年にフランスの海外領に昇格し、1977年に自治権が設定され、自立化の方向に進んでいます。

さらに、1995年のフランス・シラク大統領のムルロア環礁での核実験再開発表以降、独立への機運が高まっています。

国際線は、タヒチ島の中心地パペーテに成田空港からの便があります。
所要時間は11.5時間程度です。

また、主なリゾートの島へはパペーテから国内線が飛んでいます。




タヒチの概要

主要データ

面積: タヒチ島 1042 ku(沖縄本島よりやや小さい)
    フランス領ポリネシア全体 4167 ku
人口: タヒチ島 14万人
    フランス領ポリネシア全体 25万人
人種: ポリネシア人(8割)、ヨーロッパ人(1割)
言語: フランス語、タヒチ語
宗教: キリスト教(9割)

気候

年間を通じて平均気温が27度前後の熱帯気候ですが、一年中太平洋貿易風が吹いて過ごしやすく、特に4月〜10月は若干気温が下がり快適な気候になります。

時差

日本標準時 − 19時間。

通貨

フレンチ・パシフィック・フラン(French Pacific Franc、通貨コード:XPF)
【フランス本国は「ユーロ」ですが、タヒチとニューカレドニアでは上記通貨のみ流通しています。「ユーロ」とは固定レートになっています。1XPF = 0.00838ユーロ。】


タヒチの観光地

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