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オーストラリアの国旗 オーストラリア - Australia -

オーストラリアは、日本の真南、東経135度上にある広大な国です。
しかし、これだけの土地に日本の5分の1にも満たない人口しかなく、しかも都市は南東部と南西部の温帯の沿岸部だけに集中しています。

大半は広大な砂漠や森で覆われ、コアラやカンガルーをはじめ、太古に大陸から切り離されて独自の進化をとげた生物が見られるなど多彩な自然が広がっています。
また北部の熱帯に近い沿岸には広大なサンゴ礁が広がって、海陸とも自然条件に恵まれた国となっています。

先住民のアボリジニの土地に、16世紀にポルトガル、17世紀にオランダが上陸しましたが注目はされず、1785年にイギリスが上陸、領有宣言を行いました。
以後入植が始まり、白人の入植者はアボリジニやゴールドラッシュで増加した中国移民などを排除する「白豪主義」を進めました。

しかし第二次大戦後のアジアの独立運動を見て政策転換し、ようやく1967年にアボリジニの公民権を認めたという歴史があります。

安定した経済や、良好な治安状況、ワーキングホリデー制度でも人気、老後の移住先にも真っ先に挙げられるという魅力的な国です。

概して親日的な国ですが、日本の捕鯨に関しては政府も批判的な態度をとっており、私たちもオーストラリアに行くと時はそういう認識を持っておくことは必要です。
また、北部は太平洋戦争中に日本軍が空襲を行ったところもあり、白豪主義からの流れもあって、年配には反日の人もいます。

成田空港と関西空港からは、シドニー、ケアンズ、ゴールドコースト、ダーウィンへのフライトがあります。
中部空港からは、現在オーストラリアへの直行便は運行されていません。

所要時間は、ケアンズへ8時間弱、ゴールドコーストへ9時間、シドニーへ10時間弱といったところです。




オーストラリアの地図

オーストラリアの概要

主要データ

面積: 769万ku(日本の20倍)
人口: 2262万人(2011年)
人種: アングロサクソン系(9割)、他はアジア系やアボリジニ
言語: 英語
宗教: キリスト教(8割)

気候

シドニーやメルボルンなど南東海岸部は四季のある温暖な地域で、日本に比べ湿度が少なく快適です。
ブリスベン、ケアンズと北にいくほど温帯から熱帯に移行します。
オーストラリア北部は、熱帯でも夏季の乾期と冬季の雨季に分かれたサバナ気候、内陸部はほとんどが砂漠気候です。
西岸南部のパース付近は夏乾燥、冬湿潤の地中海性気候です。

時差

広大な地域のため国内で3つの標準時があります。
東部 :日本標準時 + 1時間(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズなど)
中央部:日本標準時 + 30分(アデレード、ダーウィン、アリススプリングスなど)
西部 :日本標準時 − 1時間(パースなど)
なお、10月の最終日曜日から3月の最終日曜日までは、首都特別地域(キャンベラ)、ニュー・サウス・ウェールズ州(シドニーなど)、ビクトリア州(メルボルンなど)、タスマニア州、南オーストラリア州(アデレードなど)はサマー・タイムになり、さらに+1時間となります。

通貨

オーストラリア・ドル(Australia Dollar [A$]、通貨コード:AUD)


オーストラリアの観光地

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