フィリピン旅行のいろいろ情報

特徴

米が主食で、島国のため魚を食材に使ったものが多いです。肉類は鶏肉が中心です。
おかずをご飯に載せたり、混ぜ込んだりする料理が多いです。
一般に酸味があり、ニンニクや胡椒などの香辛料を使って比較的あっさりした味です。
食べ方としては右手にスプーン、左手にフォークを持って食べるのがマナーとされています。

フィリピンの名物料理

• シニガン (Sinigang) ＝ エビと野菜で作るフィリピンを代表するスープです。
  米のとぎ汁で煮、タマリンド（酸味のある果物）などで酸味を加えた味付けになっています。
• アドボ (Adobo) ＝ 鶏肉や豚肉を、酢、魚醤などでニンニクを利かせて煮詰めたもてなし料理です。
  酸味があり脂っこいですが、ニンニクの風味で美味です。
• レチョン (Lechon) ＝ 子豚の丸焼きです。
  表面にタレを塗りながら炭火でじっくりと焼き、あめ色で豚の姿そのままの形で登場します。祭りの時には欠かせない料理です。
• ルンピア (Lumpia) ＝ フィリピンの春巻きです。
  肉や魚介類をニンニクやタマネギ、その他野菜などと炒め、薄い小麦粉の皮で包み、揚げたり、生のままタレをつけて食べます。
• パンシット (Pancit) ＝ ビーフンや春雨を使った麺料理です。
  具材とともに炒めたり、茹でた麺にソースをかけたり調理のバラエティがあります。
• カレカレ (Kare Kare) ＝ 牛の内臓を野菜などとともにピーナツ・ソースで煮込んだ料理です。
• ウベ・アイス (Ube Ice Cream) ＝ 紫イモのアイスクリームです。
  フィリピンではポピュラーなデザートで、鮮やかな紫色をしています。
• ハロハロ (Halohalo) ＝ フィリピンのかき氷で、ウベ・アイスや豆、ナタデココなどさまざまなトッピングがされています。
  「ハロハロ」とはタガログ語で「ごちゃまぜ」の意です。

フィリピンの酒

• サンミゲール (San Miguel) ＝ フィリピンの代表的なビールです。苦味が少ない軽い口当たりのビールです。

フィリピン独特の乗り物

フィリピンの都市や島の中の移動に使える乗り物があります。
「ジープニー」はある程度決まった路線を走る相乗りタクシーで、手を上げればどこでも止まって乗せてくれる公共交通の中心的な乗り物です。中古ジープを改造した8〜10人乗りの車を使っています。運転マナーの悪さで交通渋滞を引き起こし、排気ガス公害の原因になっているともいわれます。
「トライシクル」はオートバイの横に座席をつけた三輪車です。大都市では下町や郊外で利用できますが、地方の島ではジープニーと並ぶ交通機関の主力です。
「カレッサ」は1頭立ての二輪馬車です。マニラでは観光用として各地で見られます。

バナナケチャップ

フィリピン人はケチャップが好きですが、トマトケチャップは値段が高いため、バナナで作ったケチャップが代用品として定着しています。
色は赤いですが、原料がバナナだけに甘味のある味がします。

バンブー・ダンス

別名「ティニックリン」といわれ、ティクリンという鳥が農民の仕掛けた罠を避けて跳ぶ様をダンスにしたといわれています。
2本の竹を両端で2人が持ち、音楽にあわせて早いリズムでたたきあいながら、踊り手が棒の間や外側をステップしながら踊ります。

ダバオのフルーツ

ダバオはドリアンの産地で、またドール社がプランテーションを所有するなど、フルーツが豊富な土地です。
日本に輸出するフィリピン・バナナもここから出て行きます。
現地でもドリアンやマンゴーは高級品ですが、パパイヤやバナナは自生しているために田舎ではタダで手に入ります。パパイヤに至っては豚のエサと思っている人も多いといいます。

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